物理療法とは?
変形性膝関節症など「膝の痛み」に対する治療法の一つに
「物理療法」があります。
そもそもこの「物理療法」とは何なのでしょうか?
■物理療法(ぶつり りょうほう)
「物理療法」とは光や熱、電気など、いわゆる物理的な作用を利用する治療法の
ことです。
大きく二つに分ける事が出来ます。
●温熱療法
●寒冷療法
●温熱療法(おんねつ りょうほう)
患部(痛みのある部位)を温める事により、血行を促して膝の痛みを和らげる効果
があります。
一般的に慢性的な痛み(慢性炎症全般)による痛みに効果があります。
実際の医療現場では、超音波や低周波、レーザー、赤外線などを使って
「患部の細胞を刺激」し、「血液の循環を促進」して温めます。
ちなみに・・・ この温熱療法はご家庭でも出来ます(^^
代表的なのが「お風呂」です。
ほかにも、ホットパックや温めたタオルを使用するのも良い方法です。
●寒冷療法(かんれい りょうほう)
冷やしたタオルなどで患部を冷やす方法です。
ただ、氷水などで患部を急激に冷やすような「アイシング」には注意が必要です。
実は、「アイシング」は慢性の痛みは炎症にはほとんど効果がありません。
むしろ、痛みが増してしまう事があります。
【アイシングが効果的なのは・・・】
○捻挫のようなケガ
○急性の炎症
(変形性膝関節症があるのに、スポーツをしたり、長時間歩いたりする事による)
この場合は1回20分ほど冷やしたら2~30分間休みます。
これを数回繰り返すと効果的ですよ(^^
<ひとくちメモ>
●膝の痛みの予防には、膝を冷やさない事も大切!
膝の痛みを予防する方法を一つ紹介しましょう。
何だと思います?
それは。
↓
↓
↓
○サポーター(^^
日頃から、膝を冷やさないように注意する事はとても大切なんです。
サポーターには、膝を軽く圧迫し、保温する事によって痛みを和らげるのです。
また、「気分的に安心」という方も少なくありません。
これも大事な効果ですね。
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今週のガイドは如何でしたか?
本には載ってない「痒いところに手が届くガイド」を心がけています。
来週も お・た・の・し・み・に~(^^)/~~~ !