腰痛疾患の治療 前編
腰痛疾患の治療 2004/11/1
◆ 【「読者の皆様からのお便り」】
◆ 【「腰痛疾患の治療」をガイドする♪】~★前編
◆ 【「お薦めメルマガ」のお知らせ】
◆ 【編集後記】
□ 前述の「新潟県中越地震」義援金のお知らせに対して読者のみなさま
からお便りを頂きました。いくつか紹介させて頂きます。
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(新潟:ジン・トニックさん)
この度は全国の皆様へ支援の呼びかけ・・感動しました!
中略
Dr.フーが呼びかけたとおり、今さしあたって出来ることは、
義援金による支援だと、小生も同感です。
昨日朝、家内と共に義援金を振り込みました。せめてそれくらいしか
・・・・・。自然の脅威に無力な自分を省みる心境です・・。
でも、自分にでも今出来ることを精一杯頑張ろうと決意しています。
いつか自分の身の回りにも、何が起きるか計り知れません。
人間社会において、人と人とが互いに助け合い、励ましあって、
強く生きて活きたい・・・と願っています。
中略
とにかく、一刻も早い復旧・復興を祈らざるを得ません。
また、被災された皆様に「安穏な生活」が早くに戻れますよう、
ただ、ただ、お祈り申し上げます。
Dr.フーさま。本当に「真心の呼びかけ」に敬意を表します。
”善の連帯のネットワーク”が拡がれば・・・ですね!
今後のご活躍に大いなる期待を申し上げます。
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(名古屋:S.Sさん)
号外メール、読みました。
読んでいて、泣けてきました。早く、本当に1日も早く被災された
皆様が元の生活に戻れることを強く願います。
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(長野:S.Kさん)
今日は新潟地震のご心配の配信(義捐金のこと)ありがとう
ございました。
私も何かできないかと考えていたところ、少しばかりですが今日
手配します。
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(埼玉:T.Kさん)
義援金のお話賛同いたします。
また、新潟地震の被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。
物が有り余っているこの日本で、救援物資を送り込めない現実に
歯がゆさを覚えます。
昨日のラジオでの被災者へのインタビューで、当座必要なことは
何かを聞いたところ、「お金と水と新しい毛布」ということでした。
大した額ではありませんが、被災者の状況と心境を思い、支援したい
と思います。
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みなさん!本当にありがとうございました(涙)!
本編
□■Dr.フー「腰痛疾患の治療」をガイドする♪~前編~
◆好評(?)につきQ&A方式で行いますね。
治療法について具体例を挙げます。
どの疾患についての治療でしょうか?
当てはまる疾患を以下の4つから選んで下さいね。
(注)Vol.16をお読み頂くとわかりやすいですよ。
(1)椎間板ヘルニア
(2)ギックリ腰
(3)筋・筋膜性腰痛症(腰痛症)
(4)変形性脊椎症(へんけいせい・せきついしょう)
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Q1.正しい姿勢をとるのが一番です!
(Aさん):じゃあ、先生。悪い病気じゃないんですね。でもね、先生。
他の病院で薬もらって飲んだんだけど、良くなっても仕事で
疲れるとすぐに戻っちゃうんですよね。
根本的にはもう治らないんですかね?
(フー):いえいえ。原因はわかっている訳ですから、そこから治療して
いきましょう。治らない病気ではないんですから。
(以下、一般的な説明)
この疾患は、不良姿勢、同一姿勢を続けることによって起こる筋肉の
疲労が主な原因です。
ですから、まず姿勢を正す事から始めましょう。背ぼねのS字カーブ
を忘れずに!顎を引いて、首を上に向かってまっすぐに伸ばすイメージ
で。
仕事で、デスクワーク、車の運転など、長時間にわたり同一姿勢をとら
ざるを得ない時は少なくとも1時間に1~2度くらいは手を休めて
背すじを伸ばしてみましょう。
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Q2.足の筋力が低下してきたり、尿が出にくくなってきた場合は手術を
薦めます…。
(Tさん):それじゃあ、MRIの検査をするんですね。わかりました。
結果次第によってはしゅ、手術ですか?
(フー):はい。でも筋力も低下していませんし、おしっこの方も問題
無いようですから。まずは保存的に治療していきましょうね。
(以下、一般的な説明)
まずは、腰に負担のかからないように安静にします。(絶対安静では
ありません)もっとも痛みが少ない自分の楽な姿勢で休みましょう。
膝からふくらはぎの下に枕を重ねて入れたりして、膝と股関節を曲げて
仰向けに寝るのが楽な事が多いです。
この姿勢は筋肉の緊張は和らぎますし、腰の反りも正します。
次に、痛みに応じて内服、注射、坐薬などで痛みを和らげます。
なお、痛みが軽減して歩いたり出来る場合は、腰に巻くバンド、
コルセットなどを使用して腰を保護します。
(もちろん、つけっぱなしは良くありません。筋力はおちてしまいます
から..。痛みが取れたら少しずつはずしていきましょう)
これらの治療に抵抗性がある場合は、神経の通り道である、硬膜外という
スペースにお薬を注射する「硬膜外ブロック」や、直接痛みを引き起こし
ている神経にお薬を注射する「神経根ブロック」という方法があります。
痛みが取れない、筋力の低下が進行、尿の出が悪い、早期の職場復帰が
必要、などなど。その際は医師と十分に話し合って手術をする事が
あります。
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Q3.日頃のメンテナンスが大事です!
(Nさん):もう何度もナンドも繰り返しちゃって。良い時はホント何でも
無いんですよ。やっぱり老化現象なんですかね。
もう、死ぬまで治らないですね….。
(フー):たしかに骨の老化もありますが、それだけが原因ではないんです。
Nさんよりお年の方でも、腰が痛くないって方は沢山おられます
よ。
田んぼでお米を作ったり、畑で野菜を作るのと同じですよ。
手入れが大事なんです。自分の体にも手をかけて挙げて下さいね。
<ある病院にて>
「レントゲンを見て、○○さん。ほら、ここに骨の棘(とげ)が出てるで
しょ。これ、骨棘(こつきょく)って言います。年とった証拠。
仕方ないよ。腰痛は老化現象だからね。上手に付き合っていってね。」
なんて、事、言われた方おられませんか?
これ、医者の説明としてはあんまり正しく無いんです。
(あはは。言い切っちゃいました)
ある程度のお年になると、骨棘は出て当たり前。確かに加齢的な変化
ですが、それだけが痛みを引き出しているわけではありません。
多くの場合は、背ぼねを支える筋肉や靭帯が少しずつ弱くなり、その
ために腰痛が出てしまいます。
もちろん、人間の体です。良くなったり悪くなったりします。
痛いときは、少し無理をせず、時に薬を飲んだり、ベルトをしたりします。
電気やホットパックといった物療もいいでしょう。
ただ、大事なのは・・・・
日頃からのメンテナンスです。
痛みが落ち着けば「体を動かしましょう!」ゴロゴロしていては筋力は
ますます衰えてしまいます。
日頃より、バランスの良い筋力を維持するようにしましょう。
毎日の体操、散歩をお薦めします。
もちろん、無理な姿勢や動作はさけましょう。
そして、なんとなく重だるい、痛みが出てきた時、外用剤
(シップや塗り薬)を使ってみましょう。その日の疲れや痛みを翌日に
持ち越さないようにしましょう。
お米、野菜を作る時、お花を育てるとき、一生懸命手入れをします。
その手入れを自分の体に向けてください!
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Q4.予防が大事です!
鎮痛剤が効いたようです。
(Fさん):こんな痛いの初めて!てっきりヘルニアかと思っていました。
(少し笑顔が出てきました)
(フー):殆どの方は4-5日で良くなりますよ。長い人でも2週間あれば
ずいぶん楽になります。
(Fさん):何度も繰り返す事があるって聞いたんですけど…。
(フー):そうですね。治療は予防が一番大事ですよ。
多くの方は1週間以内でかなり楽になります。痛みが強い時期は無理は
出来ません。鎮痛剤などを使って一番楽な姿勢でいましょう。
痛みが治まってきたら、少しずつ体を動かしていきます。
さらに痛みが治まれば、腹筋や背筋など腰を支える筋力をつけていきま
しょう。
ただし、人によっては繰り返す事があります。そのたびに椎間板を傷めて
ヘルニアの症状を来たすことがありますので、日頃より筋力を維持して
おきましょう。
また、日常生活の中で物を持ち上げる際に、負担のかからないように膝を
曲げるなどの工夫も必要です。
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Q1.-A.(3)筋・筋膜性腰痛症(腰痛症)
Q2.-A.(1)椎間板ヘルニア
Q3.-A.(4)変形性脊椎症(へんけいせい・せきついしょう)
Q4.-A.(2)ギックリ腰
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◆注意 典型的な具体例を挙げただけですので、必ずしも全ての方に
当てはまる訳ではありません。ご了承下さいね。
みなさん。いかがでしたか?
おわかりになりましたか?
さて、来週は「腰痛を起す病気」の「治療編」~後編です。
お・た・の・し・み・に!….. ♪