ランナーのためのランニング障害SOS

まつだ整形外科クリニック

整形外科とは

◆整形外科(Orthopaedics)とは?
みなさまもご存知のように、人間の体は動くように造られています。
整形外科とは、私たちの生活や活動に直結した運動器を扱います。

運動器とは、四肢、脊柱、骨盤であり、これらを構成する骨、関節、
靭帯、動かす筋肉、腱、そして血管、神経と広い範囲に及びます。
つまり整形外科とは「機能外科」なのです。

◇Orthopaedicsという言葉は18世紀にさかのぼります。フランス人である
ニコラス・アンドリーがギリシャ語の二つの言葉
「まっすぐな」と「こども」
から合成したものです。これは
「子供の(小児期)の変形を矯正し、それを予防する方法」
という意味になります。
二つのギリシャ語から成っていたんです。
知っていましたか?…..♪

今週は「素朴なギモン」シリーズです。
腰痛に関する質問にお答えしますね。

「素朴なギモン」Q&A
Q1.何度も腰痛を繰り返しています。再発を防ぐにはどうしたら良い
   でしょうか?               (56歳、S.Sさん)

A1.再発防止に効果的なのは主に2つです。
1)正しい姿勢をとること!
立っているとき、、寝ているとき、腰掛けているとき、それぞれに
適した姿勢をとることが大事です。

基本は…
顎を引く。
首を伸ばす。
背すじを伸ばす。
腰の反りを少なくする。
です。

2)腰痛体操をしましょう!
背ぼねを支える筋肉のストレッチがお薦めです。
腹筋、臀筋、背筋、そして下肢の筋肉が重要です。
(注)運動内容については後ほどメルマガで紹介する予定です。。 

Q2.先日、リハビリ治療として温熱療法(ホットパック)を受けました?
   どんな効果があるんですか?          (S.Kさん)

A2.主に4つの効果があると言われています。
1)組織細胞の代謝亢進、活性化
2)局所血流の改善
3)筋肉の緊張を緩める
4)精神的なリラクゼーション
  ホットパックのほかに、温水浴や超短波、極超短波
(マイクロウェーブ)などがあります。

Q3.病院で飲み薬をもらいました。一般的にどんなお薬なんでしょうか?
                            (K.Sさん)
A3.主にわれわれが処方するお薬を紹介しますね。
1)<消炎鎮痛剤>
いわゆる痛み止めです。もっとも一般的ですが、
時に胃腸障害を起こす事があります。したがって、胃の粘膜
を保護するような胃薬を一緒に処方することが多いです。
2)<筋弛緩薬>
腰痛に伴って起こる背ぼねの周囲の筋肉の緊張を和らげます。
3)<血流改善剤>
痛みを起している病変部の血流を改善して新陳代謝を促します。
4)<ビタミン剤>
障害のある神経の代謝を促します。ビタミンB1.B6.B12
が使用されます。

Q4.温シップと冷シップどちらを使えばいいの? (I.Kさん)

A4.急な強い腰痛。こんな時は一時的に冷やすといいでしょう。
一方、慢性的な痛みには温めると良いことが多いです。
はっきりとした区別はありません。

ただし…
冷シップは貼ったときに「冷っ!」としますが冷やす効果は殆どあり
ません。温シップもあまり温める効果はありません。
ただ、ともに炎症を抑えて痛みを楽にする成分が入っていますので、
気持ちの良い方を使ってくださいね。

Q5.以前、牽引治療をしましたが、かえって腰痛が強くなってしまいました。   
   どうしてでしょうか?          (A.Nさん)

A5.一般的に牽引療法はひろく使用されている治療法です。実際、臨床的に
効果があることを実感しています。
ただ、腰痛がとても強いときは牽引は控えた方が良いことが多い
ようです。

実際、牽引の具体的な作用はわかっていないのです。(意外ですよね)
牽引そのものに効果は無かったという報告もあるくらいなんです。

では、なぜ効果があるのでしょうか?
それは、牽引する事により、緊張していた筋肉がほぐれるために
改善するからと考えられています。

◆【「今後の散歩道の行方について」のご案内】
実は、多くの方から「肩について」や「腱鞘炎」などなど取り上げて
欲しい内容のリクエストを頂いています。
そこで、散歩道はどこへ向かうか?
ちょっぴり案内します。
今後、腰椎の散歩を終えましたら、「肩の森」をガイドします。
「肩の森」はコンモリと茂っていますので、しっかりついてきて下さいね!
その後は「上腕から前腕」そして「手関節から指」を滑り降りて行きましょう!
 
◆もう一つの お・し・ら・せ!
読者さまだけに企画をお知らせします。
みなさんも使った事がありますよね。そう!あの「シップ」です。
実は多くの方が使い方について知りません!

そこで….。
「シップ」のおはなしを特集しちゃいます。
「シップ」の歴史から種類、成分、使い方まで。
かなり面白い内容ですよ。(予定です…。)
遅くても、年内にまとめ上げますのでお待ちくださいね。
乞うご期待!

注意、免責事項について
■医療相談は行っていません。治療中の方は主治医の方にご相談下さい。
■記載内容を利用して生じた結果については、当方では責任は取れません。

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