足のマメ(水疱)の障害
足のマメ(水疱)とは?
いわゆる「マメ(水疱)」とは皮膚の摩擦障害です。
シューズやソックスなどによる皮膚の摩擦が原因となります。
母趾の付け根やかかとなど、骨の飛び出している部分に起こりやすいのが特徴です。
シューズを新調したり、サイズが合わなくて足が中で遊んで(動いたり)いたり、きつくてぶつかったり、ソックスにしわがあった時に起こりやすくなります。
私も走り始めの時は右の親指の付け根によく水疱ができました。
今でも長い距離を走ると時々出来てしまいます(^^;
気をつけましょう!
どうしてマメ(水疱)が起こる?
何回も繰り返して皮膚が当たったりして擦れたり、皮膚にずらす力が加わって深皮と表皮の間がはがれて隙間でき、そこに水が溜まったのが水疱です。
ランニングだけでなく、どの競技でも起こりえますので注意が必要です。
治療
一番のお勧めは「ドーナツ状パッド」を患部に当てる方法です。
圧迫を少なくするためにパッドを当てて、その上から伸縮性のあるテープでパッドがずれないように固定します。
水疱よりも大きめの穴をあけたドーナツ状パッドが有効です。
基本はマメはむやみにつぶさない!ことです。
ただし、大きくなり圧迫感を感じる場合は安全ピンなどで小さな穴をあけて、水を出します。
そのうえから布テープで固定するといいでしょう。
やがて、古い皮膚の下に新しい皮膚が出来てきます。
新しい皮膚が出来るまでは、なるべく古い皮膚を切り取らないようにしましょう!
予防
摩擦や圧迫を少なくすることが大切です。
足にフィットするシューズを選び、ソックスはしわができないようにしましょう。
また、マメができやすい人はあらかじめ伸縮性のあるテープを貼ったり、パッドを当てたりするのも効果的です。
足先のケア
ランナーの間で評判なのは、ソックスをはく前に、足の裏や指の間、そしてかかとまでまんべんなくワセリンやディクトンスポーツ(ムース状)などを塗ることです。
また、「五本指ソックス」のほうが足指のマメ防止には効果的です。
私も五本指ソックスにしてからできにくくなりました!
最近は専門店や大会ブースなどでいろいろな商品が売られていますね。
ゆっくり見てみるのもいいでしょう。