変形性膝関節症はこうやって進行する
【膝の荒野編】で「軟骨について」ガイドをしていたのはもう
2ヶ月以上も前の事。
少しだけサプリメントについてガイドするつもりが、
<サプリメントの真実を目指す旅>として全10回にも及ぶ長い旅になって
しまいました。
これだけ長い間【膝の荒野編】から遠ざかったしまうと、もはや膝について
忘れてしまったのではっ!?
という事で、今週はまず最初に膝のしくみをガイドします。復習のつもりで
お読み下さい。
そしていよいよ「変形性膝関節症(へんけいせい ひざ かんせつしょう)」
の始まりで~す。
◆1【膝の荒野編:変形性膝関節症はこうやって進行する】
■膝関節のしくみ
膝の関節は、太ももの骨である大腿骨とすねの骨である脛骨(けいこつ)、
そして膝のお皿である膝蓋骨(しつがいこつ)で構成されてます。
*脛骨の外側には腓骨(ひこつ)があります。
大腿骨と脛骨が接する骨の断端は、固い骨同士が直接ぶつからないように、
なめらかで弾力のある組織で覆われています。
これが「関節軟骨」(かんせつ なんこつ)です。
これが膝の健康にとって非常に大切な部分です。 ←キッパリ!
いいですかぁ~。「関節軟骨」ですよ(^^)
■「変形性膝関節症(へんけいせい ひざ かんせつしょう)」とは?
さて、変形性膝関節症とは
「関節軟骨」が磨り減っていく病気です。
ちなみに膝だけでなく、他の関節にも起こります。
■変形性膝関節症はこうやって進行するっ!
最初は、関節軟骨の目に見えないほどの小さなキズから始まって、
何年もかけて徐々に進行していきます…(悲)
では、進行の過程を3つにわけてガイドします。
1.衝撃に耐えられない?
関節軟骨は「粘り」と「弾力性」に富んでいます。そのため、外力を
分散したり、吸収する能力に優れています。
でも、繰り返し繰り返し、外力が加わるとその負担に耐えられなくなって
しまいます。
そうして関節軟骨の表面に小さなキズがついたり、劣化したりします。
これが「軟骨変性」です。
2.関節軟骨がすり減り始める!
わかりやすくチャートで示しましょう。
関節に負担がかかる
↓
関節軟骨がすり減る ←(関節軟骨内部のコラーゲン繊維の骨組みが破壊)
↓
軟骨変性の進行 ←(関節軟骨の粘りや弾力性が失われる)
3.膝の変形!
関節軟骨の変形が更に進行
↓
関節の隙間(関節裂隙)が狭くなる
↓
関節の変形 ←(特に荷重が集中する内側がすり減り変形)
ここまで進行すると、かなり強い痛みが生じる事も少なくありません。
では、一体どうしたら良いのでしょうか….?
さて、今週のガイドはここまで!
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中高年に多い膝の痛みの多くが「変形性膝関節症」です。
では、変形性膝関節症は【老化現象】なのでしょうか?
原因は加齢だけなのでしょうか?
続きは次回!
わかりやす~くガイドしていきます。
お・た・の・し・み・に~