ガングリオン
ガングリオンとは?
ガングリオンはゼリー状の物質が溜まった良性のこぶです。
このガングリオン。体のどこにでも出来ますが、なぜか手首に良く出来ます。
硬くて弾力性があり、球体をしているのが特徴ですね。でも、小さいものや、体の奥に出来たものはなかなか気が付かない事もあります。
10~30代くらいの若くて活動的な人に多く見られるのも特徴です。
原因は?
ずばり…良くわかっていません。
ただ、靭帯を構成する繊維が損傷して、その隙間に粘液がたまると考えられています。
症状は?
ほとんどは「こぶ」以外の症状はありません。ただ、時としてできた場所に
よってはガングリオンが神経を刺激して、痛みやしびれが生じる事があります。
治療は?
基本的には「放置」。つまり放っておいていいのです。ただ、確定診断のためには、こぶの内容物を注射器で吸引して、それが粘液状のものであるか確認するのがいいでしょう。それが治療にもなりますから。
しかし、吸引しただけでは一時的に良くなりますが、再発が多いのですね。
ですから、あまりに再発を繰り返したり、痛みやしびれがあったり、外見が気になる場合は手術が選択されることもあります。
ただ、あくまでも「良性」の病気です。
あまり、気になさらずに!
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さあ、今週で手や手指についてのガイドはおしまいです。
次回からは…
いよいよ「下半身」の森に突入で~す!
最初の森は「股関節の森」です。
股関節に痛みを感じている方。わかりやすくガイドしますね。
お・た・の・し・みに~!