埼玉県熊谷市の整形外科医 松田 芳和 が複雑な体の仕組みや動きを分かりやすく解説いたします。
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サプリメントの選び方

2007年10月21日

「サプリメントの真実を目指す旅」も最終コーナーに差し掛かりました。
今回まで、整形外科医にとっては特に関連の深い「関節炎」と「サプリメント」
について、英語論文を紹介しながら科学的根拠をガイドしてきました。

しかし、実際の医療現場では関節炎に限らず、サプリメント全般について
質問を受ける事も少なくありません。
読者の方からもたくさんの質問を頂きました。

中でも最も多かった質問がこちら。
●サプリメントをどうやって選べば良いの?
●良いサプリメントの見分け方はどうするの?
そこで、今回から2回にわたりこの問題をガイドしていきます。

◆1 サプリメント選びの真実 <前編>
外来で患者さんからサプリメントの質問を受けるたびに、専門書や
論文を読んだりしてきました。
実際に、患者さんと話をしてみると、実に多くの方が誤解をしている事に
気付いたのです。
これは私にとっては驚きでした。
今回は前編として3つの誤解を解いていきます。

●広告から判断するサプリメント選び
みなさんは何を基準にしてサプリメントを選んでいますか?
新聞やちらしに入っている広告を見ると、「いかにも効きそう!」
という口説き文句が並んでいますね。その表現は実に巧みです。
では、何を基準にすれば良いのでしょう?
広告の何を読んで判断すれば良いのでしょう?
医師としての観点から、これらの広告をズバッと斬ってみましょう!

●サプリメントは天然か合成か?
サプリメントの広告やパンフレットをみると、合成ではなく「天然」を
使用していると「強調」しているものが多くあります。
ネットを検索すると、「合成サプリメントは有害!」とか「効果があるのは
100%天然物だけ!」と謳っているサイトも数多く見られます。
これは真実なのでしょうか?

<誤解その1> サプリメントは天然物ではないとダメ!
(合成物は有害である)

じつは…
  ↓
▼合成されたものが全て有害ではない。
▼天然に由来するものでも有害なものは沢山ある。

これが医学的に判断される結論です。

実際、ビタミンCやEでは合成されたものと100%天然のものがあります。
どちらも科学的には全く同じです。
むしろ製造コストから考えると合成されたものの方が有利ですね。

さらに、近年欧米ではインドや中国から輸入されている天然物が重金属に
汚染されているという問題も生じています。
天然に由来するビタミンCが合成されたものよりも効果があるとすれば、
それは合成か天然かの違いによるものではありません。
それは「天然素材に含まれる他の物質の効果によるもの」と考えられます。

▼費用体効果
また、コストも考える必要があります。
継続的に使用する場合、もし天然物の方が効果が20%大きくても、コストが
100%(つまり2倍)大きかったらどうでしょう。
あなたならどうしますか?
費用体効果も考えてみるべきでしょう。

■「合成よりも天然が良い」という思い込みは余計なコストを負担します。
■「天然」という言葉の魅力に負けて、高価な買い物をする必要は
ありません。
*ただし、ハーブサプリメントは天然物が望ましいと考えられています。

●サプリメントにおける「酵素(こうそ)の働き」
サプリメントや健康食品の広告で「酵素(こうそ)」についての説明が
されていることが良くあります。
酵素とは、何らかの活性を有していて、人間が生きていく上で必要な
さまざまな生体反応に関与しているものです。
たとえば、食べ物の消化吸収にはタンパク質や脂肪の分解酵素、肝臓では
アルコールの分解酵素などが働いています。

そこでこちら

<誤解その2>
サプリメントには酵素が含まれているのが理想的!
しかし、じつは…
  ↓
酵素自体はタンパク質であり、酵素を食べても消化管で分解されてしまいます。

つまり、活性は失われてしまうのです。

■一般的にタンパク質である酵素を摂取しても、その効果はほとんど
期待出来ません(涙)

ですから、サプリメントの広告で「酵素の働き」について記載されていたら
よく検討してみる必要があります。

注)例外もあります。
・パパイアに由来するパパイン
・納豆に由来するナットウキナーゼ

●サプリメントのパッケージ 成分表示がされている?
まず、外装やラベル、カタログを良く確認する必要があります。
ここでは要点をいくつか挙げましょう。
・内容成分
・含有量
・栄養成分
・原材料
・賞味期限
・保存方法
・製造、販売元の連絡先
これらの記載が欠けているものは、もちろん薦められません。
これはみなさんも良く解っていると思います。

ところで、一般的にサプリメントには、形状を保つために充填剤や粘着剤、
表面加工のための添加物が使用されています。←知っていましたか?
これらはゼラチンやグリセリン、ミツロウなどです。
もちろん、少ないのが理想的ですが「存在そのものを不純物として否定」
している場合があります。

<誤解その3>
表示にゼラチンやグリセリンなどの充填剤があったら有害である。

これはどうでしょう。
もちろん、少ないのが理想的です。
しかし、それほど神経質にならなくても良いと考えられています。
充填剤の占める量があまりに多いのは問題ですが。
(原材料の多くを充填剤が占めるのは論外です)
むしろ、大切なのはこちら!
  ↓
原材料にアレルギーとなるものが無い事を確認する!

たとえば、カニやエビなどの甲殻類などにアレルギーを持つ方にとっては
キトサンというサプリメントは注意が必要です。
*キトサン カニの甲羅やエビの殻などに存在

つまり、有効成分としての内容成分だけではなく、「原材料」としての
成分表示がされているサプリメントを選ぶべきでしょう。

今週は少々長~くなりました。
お付き合い有難うございます。
ちなみに有益なサイトはこちらです。
■論文検索には MEDLINE
 → http://www.healthy.pair.com/
■「健康食品」の安全性・有効性情報
 → http://hfnet.nih.go.jp/
ぜひ、参考にして下さいね。
さて、次回は「サプリメント選びの真実」<後編>です。
今週に引き続き、有益な情報がいっぱいです。
お・た・の・し・み・に~




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コンドロイチンとは?

2007年10月17日

◆1 コンドロイチンの正体とは?

■コンドロイチンの成分
これは体内ではタンパク質と結びついて、コンドロムコ蛋白という形で、
関節軟骨や結合組織を構成しています。

■体内のどこにあるの?
主に、皮膚、血管壁、軟骨、関節、眼球、角膜、粘液、各臓器などに
分布しています。
そう、体中にあるのですね。

■どんな作用があるの?
現在までに沢山の生理作用が証明されています。その中でも、みなさんの
生活に密着したものを抜粋して紹介しましょう。

1.カルシウムの代謝に深く関与して、骨の成長、骨折の回復、
骨粗しょう症の防止する
2.傷ついた皮膚や組織を補修する
3.血液中のコレステロールや過酸化脂質を除去し(脂血清澄作用)、
動脈硬化や高血圧を予防する
4.関節軟骨の成分であり、関節・靭帯・腱の弾力性、円滑性を保つ
5.皮膚のみずみずしさ、若々しさを向上させる

まだまだ他にも沢山あります。
実際に腎炎、ネフローゼ、リウマチ、神経痛、腰痛、五十肩、肩こり、
夜尿症、眼疾患、脱毛症などを適応症とする医薬品に用いられています。
どうやらわれわれ人間の体には、「欠かせない成分」である事は
間違いないようです。
しかも、若い頃は体内で生合成されますが、
加齢とともに産生されなくなってきます。
そのため、次第に外部から補給する必要性が出てくるのですね。

■食物に含まれてる?
ではどんな食物に含まれているのでしょう。
一般的には「ネバネバ」したものに含まれています。

たとえば…
納豆、山芋、オクラ、なめこ、海草などです。
また高級ですが、フカひれ、ツバメの巣、
スッポンなどにも含まれています。
ただ、いずれにしても含まれている量は僅かです。
そのため、各種の健康食品が開発され、
市場に出回っているのですね。

さて、今週のガイドはここまでです。
来週は、コンドロイチンが関節炎に本当に効果があるのか!
についてエビデンス(科学的根拠)を示しましょう。
ぜひ、お見逃しなく。
お・た・の・し・み・に~




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