埼玉県熊谷市の整形外科医 松田 芳和 が複雑な体の仕組みや動きを分かりやすく解説いたします。
少しでも痛みの緩和や病気の予防につながれば幸いです。
腰痛やランニング障害、人工関節に関する無料小冊子もご用意していますのでぜひご活用ください。 
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五十肩の治療実態

2007年4月6日

■新年の挨拶
読者のみなさま。明けましておめでとうございます。
(新年の挨拶メールありがとうございました!)
昨年はみなさまの温かい支援により、多くの方々に読んでいただく事が
出来ました。感謝の気持ちでいっぱいです(嬉涙)。
しかし、いつまでも現状に満足していてはダメですよね。

まだまだ、私の知って欲しい事、伝えたい事が残っています。これは膨大
な量なのです。そしてこれらの内容は必ずみなさまに「幸せを運びます!」
なぜ? そこまで言い切れるの?
それは、このメルマガを通して「正しい知識」が伝わり、その結果
「正しい治療」が受けられるようになるからです。

現在、マス・メディアでは医療情報が氾濫しています。その結果とても
容易に情報を得る事が出来ます。しかし、問題なのはその中身です。
全ての内容が正しい訳ではありません。でも、膨大な情報からそれを見
極めることは殆ど不可能ですよね。

「誤った知識・治療はあなたを、あなたの大切な人を苦しめます。」
(そんな方をたくさん見ています… 悲しいことです。)
今年は、より多くの方に「役に立つ情報」を伝えて、その結果多くの
方が幸せになれるように努力していきますね。
今年の目標を編集後記で書きましたので、是非ご覧下さいね。
そして、今年は少しずつ自分をさらけ出していきます!(照)。
自分を(整形外科医フー)を知って頂かないと、信頼関係は生まれない
と思っていますので。

何だか、新年の「決意表明」みたいになってしまいました(苦笑)
では、新年第1号のスタートです。さあ、楽しみながらいきましょうね。
(2005/1/3)

◆五十肩の治療の基本は?  
治療の基本は何と言っても「リハビリ」になります。
ですから、みなさんが医療機関を受診される場合。整形外科医はもちろん
ですが、「リハビリ」が可能な、つまり「理学療法士」がいる医療機関を
受診することをお薦めします。

◆五十肩の治療のポイント
リハビリで最も大切な事。それは五十肩の時期・状態に応じた適切な対処
法を行う事です。
つまり、肩の痛みの程度。肩の関節の動きの具合によって対処が変わると
いうことです。
でも、これがとても難しいのですね。
では、具体的にはどうしたらよいのでしょうか?

◆時期・状態による対処法
□特に痛みの強い時期(初期に多い)
→まず肩の痛みを和らげることから始めます。
 
一番楽な状態。痛みの少ない位置・姿勢を見つけることから始めます。
(これは人によって姿勢が違います。見つけることが大切です)
と同時に「肩関節への注射」や「内服薬や坐薬」で痛みを和らげます。

□frozen shoulder(フローズン ショルダー)
痛みは良くなったが、動きが悪い、動かない時期があります。これを
frozen shoulderといいます。日本語では「凍結肩」と呼びます。
読んで字の如し。凍ってしまって動かない意味なんです。
当然、この状態では「解凍(かいとう)」つまり凍った肩を溶かさなくては
なりません。
ですからこの時期は温めるホットパックなどの「温熱療法」が基本になって
きます。
温泉やお風呂もいいでしょう。
そして、ここでもリハビリが重要です。
筋肉が緊張しているときにはマッサージやストレッチを行います。
また、肩の機能訓練も行います。ここで大切なのは「肩の訓練だけではなく
全身の運動も必要」な事です。
肩の動きが悪いと、それを補うために(かばうために)他の関節・筋肉にも
負担が生じてくるからです。

さて、今週はここまで。
神秘の森。五十肩がわかってきたでしょうか?
次週は「具体的なリハビリ治療」についてガイドしていきますね。
よく本やサイトで紹介されている「アイロンを使った振り子運動」
これは本当に効果があるのでしょうか?
正しいのでしょうか?
来週明らかになりますよ。
お・た・の・し・み に!

★注意、免責事項について
■医療相談は行っていません。治療中の方は主治医の方にご相談下さい。
■記載内容を利用して生じた結果については、当方では責任は取れません。




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