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まつだ整形外科クリニック

腸脛靭帯炎:屈伸で膝の外側が痛い!

腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)

膝の外側の痛みの多くの原因が腸脛靭帯炎です。
骨と骨を連結しているのを靭帯といいますが、腸骨(骨盤のベルトをかける部分)と脛骨(けいこつ:膝下のすねの骨)を結んでいるのが腸脛靭帯です。

この長い靭帯の上には、大腿筋膜張筋という筋肉があって靭帯の長さと緊張度を調整しています。

痛みのメカニズム

この靭帯は膝を曲げたり伸ばしたりするたびに前後に移動します。

このとき、膝の外側で骨の突き出た部分を乗り越えて移動するために摩擦が起こります。

この摩擦が起こり、ある程度続くことによって障害が起こるのです。
これを腸脛靭帯炎といいます。

*この靭帯は股関節部分でも同様に前後に移動する現象が起こるので、股関節でも同じような症状が出ることがあります。
これを大転子滑液包炎(だいてんし かつえきほうえん)といいます。

症状は?

走ると膝の外側が痛むことが一般的です。
90度曲げた位置から膝の外側を指で押した状態で膝を伸ばしていくと、伸ばしきる手前で痛みが出るのが特徴です。

原因

衝撃が長い時間加わったりすると症状が出やすくなります。
特に、長い下り坂を大股で走ったりするのは要注意です。

治療

休養しましょう!
比較的、治療期間が長引くことが多いようです。
痛みのない範囲での運動は可能ですが、無理してはいけません。
筋トレや水中ウォークなどで体力は維持しましょう!

予防

ストレッチを十分に時間をかけて行い、筋肉の柔軟性を維持しましょう!
特に大腿筋膜張筋のストレッチは欠かせません。

柔軟性をよくして衝撃を抑えるようにしましょう。
下り坂は歩幅を小さくしてピッチ走法にするのも効果があります。

いずれにしても余裕をもって少しずつ体力、走力をあげていく事が大切です(^^

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