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まつだ整形外科クリニック

半月板損傷(はんげつばん損傷)

ケガや疲労が原因で膝が痛む病気1:半月板損傷

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■半月板(はんげつばん)って?
そもそも半月板とはどんなものなのでしょうか。
これは大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にある軟骨です。

半月板は膝関節の内側と外側にあり、上からみると「半月の型」をしています。
また、外側は厚く、内側が薄くなっているのが特徴です。

■半月板の働き
半月板の働きって知っていますか?
ヒントは軟骨で出来ているという事です。
  
わかりましたか?
そう。半月板の働きはすばり「クッション」です。
私たちの生活の中で、
●膝にかかる負担や衝撃を吸収する「クッション」の役割を果たしています。
そして、もう一つ。
●膝の関節を安定させる働きもあります。

そう。とっても大切な働きを担ってりるんですね(^^

■半月板損傷の原因って?
半月板が損傷される原因は大きく分けて二つあります。
まずは、若い人に多いこれ。

●外傷によるもの。
激しく飛んだりはねたりするスポーツをしていると、膝に強い衝撃が
加わります。

また、膝に無理なひねりが加わる場合もあります。
このような時に、半月板が切れたり裂けたりするんですね。

<ワンポイントメモ>
半月板損傷には、大腿骨と脛骨をつなぐ前十字靭帯の損傷を合併する
ケースがよくあります。

そして、やはりこれ。
 
●加齢によるもの。
膝を長い事使っていることで、だんだんと半月板が痛み、ついに切れたり
裂けたりしてしまいます。

<ワンポイントメモ>
外傷で損傷する場合は、スパッと鋭利に断裂しますが、加齢による場合は
バサバサに痛んだ状態で切れます。

■半月板損傷の症状って?
症状には個人差がありますが。。。
スポーツをした後や、階段の上り下りや歩行などの運動後に痛むことが、
多くなります。
また、膝を屈伸したりねじったりすると、コリッと音とともに激痛が
はしることもあります。
切れた半月板の一部が、関節の間に挟まった時には、膝が完全に伸びなくなる
事があります。
→ロッキングといいます。

<ワンポイントメモ>
膝に重心をかけたとき、急に「膝がくずれる」感じがすることがあります。
これを「膝くずれ」といいます。

■治療は?
半月板の断裂した位置などによっては、症状が軽く、保存療法ですむことも
あります。
でも。
手術が必要になることも少なくありません。
→ → → _| ̄|○  ガクッ

▼半月板縫合
膝に関節鏡を入れて、断裂した半月板を縫い合わせます。
しかし、全てにおいて縫えるわけではありません。
この手術ができるのは、断裂後にあまり時間が経過しておらず、しかも
断裂の箇所が、関節を覆っている関節包(かんせつほう)の近くにある
場合です。

<ワンポイントメモ>
なぜ、関節包の近くなのでしょう?
→ 関節包の近くには血管があるので、血液から栄養を受けとる事ができる
のです。

つまり。
→ 半月板の傷が修復されやすいのですね。

▼半月板切除
半月板を縫合できないケースでは、関節鏡を入れて傷ついた半月板を
取り除く手術が行われます。
部分的に取り除くこともありますが、時に全てを切除する場合もあります。

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今週のガイドは如何でしたか?
スポーツの秋ですね。
まさに運動会シーズンです。
こんな時はケガに要注意です。
次回はこちら(予定)
→ ケガや疲労が原因で膝が痛む病気シリーズ 第2弾
「前十字靭帯損傷」についてです。
キモの部分だけガイドします。
痒~いところに手が届くようなメルマガ目指しています。
来週も お・た・の・し・み・に~

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