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まつだ整形外科クリニック

痛風とは?

膝の荒野編:変形性膝関節症以外の膝が痛む病気2:痛風(つうふう)

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■激しい痛みが突然起こる「痛風(つうふう)」
まさに読んで字の如く。
「風が吹いても痛い」のが痛風です。
「悪魔が噛み付いたように痛い」とも形容されるほどの激しい痛みが特徴です。

■足の親指?
ある日突然、足の親指の付け根に激痛が。。。
これが痛風発作の典型的な症状です。
多くは足の親指に起こりますが、体中の関節に起こる可能性もあり、
かかとなど、関節以外の部位に起こることもあります。

■1週間?
今までガイドしてきました「変形性関節症」や「関節リウマチ」などは
徐々に痛みます。

一方、痛風の痛みは一般的に1週間ほどで消えます。

○注意
放置しておくと、関節軟骨や骨が破壊され、関節が変形して痛みが長引く
事があります。
→ ビー ケアフォ!

■男性特有?
この痛風。殆どが男!に起こります。
ただ、例外的に遺伝的に腎臓の機能が悪い方や、降圧剤や利尿剤などの
服用が原因で女性に起こることもあります。

■高尿酸血症(こうにょうさん けっしょう)?
そもそも痛風の原因とは何だと思います?
実はそのおおもとの原因は「高尿酸血症」です。
血液中の尿酸という成分が高くなる病気です。

■尿酸(にょうさん)とは?
尿酸は、体の中の代謝(たいしゃ)の過程でつくられています。
普通は、腎臓で分解されて尿や便とととに、体外に排出されていきます。

ところが。。。
○尿酸を分解する働きをしている酵素(こうそ)が欠損・欠乏している
→ → → 尿酸を排泄できない!

○尿酸のもとになる「プリン体」という物質の代謝異常が起こる
→ → → 尿酸が作られ過ぎ!

こうなると血液中の尿酸濃度が高くなって、関節液中の結晶が作られます。

■痛風発作?
激烈に痛い痛風発作。これは関節にたまった尿酸の結晶を白血球が攻撃する
ために起こります。
オー マイ グッドネス!

■合併症?
高尿酸血症になると、さまざまな合併症を引き起こす事があります。
 
○コブ
→ 耳たぶや肘などに尿酸結晶がたまって「痛風結節(つうふう けっせつ)」
 というコブ状のものが出来たりします。

○腎臓の機能障害
→ 腎臓に尿酸結晶が付着したりします。すると腎臓に機能障害を起します。

■治療
まず、痛風発作が起きてしまった時。。。
→ 発作を抑えるしかありませんね。 鎮痛剤を使います。

そして、発作がとりあえずおさまったら。
→ 発作の原因である「高尿酸血症」をコントロール!

実はこのコントロールがとても大切です。
コントロールして発作を予防するのですね。

■予防のポイント!
何といっても「薬」と「食事療法」が大切です!

1.尿酸のもとになるプリン体を含む食品(肉や魚など)を控えましょう
2.尿酸をつくる事を手伝うアルコールを控えましょう。
3.水分や野菜をたっぷりととって尿酸を出しましょう。

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今週のガイドは如何でしたか?
残暑厳しいこの時期はおいしい、まだまだビールが最高に美味しいですよね。
でも、このビール。痛風には良くないのです。_| ̄|○  ガクッ
健康診断などで尿酸の値が高めだった方。
少々、控えましょうね(^^;
さて、次回は変形性膝関節症(へんけいせい ひざかんせつしょう)以外の
膝が痛む病気シリーズ:第3弾!をガイドしていきます。
やはり「激しい痛みが突然起こる」病気です。
でも、女性に多い病気です。
さて、一体どんな病気なのでしょう?
痒~いところに手が届くようなメルマガ目指しています。
来週も お・た・の・し・み・に~

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