ランナーのためのランニング障害SOS

まつだ整形外科クリニック

手術療法とは?

変形性膝関節症の「膝の痛み」に対する治療法の一つに

■「手術療法」があります。
実はこれは私が専門にしているものです(^^
たくさ~ん伝えたい事はありますが、詳しく書くと大変な量になってしまいます。
みなさんには、大切なところだけわかりやすくガイドしますね。

■二つの主な手術療法
変形性膝関節症やリウマチなど、膝の痛みに対する手術療法には大きくわけて2つ
あります。

その一つがこれ。

●高位脛骨骨切り術(こうい けいこつ こつきりじゅつ)
何だか難しそうな名前が付いていますね。でも、感の良い方は何となくわかると
思います。
脛骨とは下腿の脛(すね)の骨のことです。この骨を高位、つまり脛の骨の高い
位置で切るという手術です。
ではもう少し具体的にガイドしましょう。

▼変形を治す?!
この手術は「O脚に変形した脛の骨を切って、まっすぐにして、正常な膝や
脚の形に近づける」手術です。
O脚変形があると、膝の関節軟骨の内側にばかり体重による負担がかかって
しまいます。
したがって、この手術によって膝がまっすぐになると、関節軟骨の全体で体重を
支える事が出来るのです。

その結果、傷んでいる膝の内側の関節軟骨の負担が減ります。
こうやって膝の痛みをとっていくのです。
外見もきれいになりますし、痛みもとれますのでとても優れた手術方法の一つです。
ただ、海外ではあまり行われていません。日本でも手術の適応にはかなり制限が
あります。

それはなぜ?

▼デメリットとは?
実はこの手術にはデメリットがあります。
それは。。。
「時間がかかる!」  です。
少しでも早く痛みをとり、少しでも早く社会復帰したい患者さんにとっては
時間がかかり過ぎるデメリットがあります。

骨切り術ですから、当然骨を切ります。つまり切った後は骨折した場合と同じ
状態になります。
ですから、骨と骨とがしっかりとくっつく(骨癒合)するまで、固定する期間が
必要になってしまいます。

▼固定は?
手術した後の固定方法にはいくつか方法があります。
・ギプス
・丈夫な金具
・創外固定(皮膚の外で骨に金属の棒を通して固定)
などが一般的に使われています。

▼固定期間は?
手術後の経過にもよりますが、一般的には6~8週間の固定が必要になります。
これでは、ちょっと長いですね(^^;
しかも、固定を外してからもしっかりとしたリハビリが必要になってきます。
ですから、患者さんが「手術を受けて良かった~♪」と思ってもらえるまで、
半年から1年くらいかかるのですね。
お互いに、我慢と忍耐が必要となります。

実は、海外であまり推奨されていないのはこの理由が大きいのです。
どうせ手術をするなら、少しでも早く痛みがとれて社会復帰したいですよね。
満足するまでに時間がかかるこの手術はアメリカをはじめ、海外ではなかなか
受け入れられないようです。
重度な関節症の方でもO.K!
早期社会復帰O.K!
そんな手術があります。

まさに私が専門にしている手術です。
それは~。。。
●●●●●●●術です。
続きは来週~♪

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今週のガイドは如何でしたか?
本には載ってないような「痒いところに手が届くガイド」を心がけています。
来週も お・た・の・し・み・に~

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