ランナーのためのランニング障害SOS

まつだ整形外科クリニック

石灰沈着性腱板炎

石灰沈着性腱板炎(せっかい ちんちゃくせい けんばんえん)

昨夜は激痛で一睡も出来ませんでした…
肩は全く動かせません…
レントゲンでは白い塊みたいなものが映っています。
これは一体…

これ意外と多いのです!石灰が腱板(けんばん)特に棘上筋(きょくじょうきん)
に沈着するので石灰沈着性腱板炎とか石灰沈着性棘上筋腱炎といいます。
名前は難しいですが、腱板(肩を挙げるのに大切な役割で4つの筋腱からなる)
に石灰がくっ付いた状態だと考えて下さいね。
では、簡単にガイドしますね。

<性差>
中年の女性に多いと言われています。ただし、正確な性差はわかっていません。
40-50歳代に多いとの報告があります。

<原因>
不明。。。実はわかっておりません。
いくつかの説はあります。

<症状>
一般的に急激に強ーい痛みが出ます。安静にしていても痛みは治まらないことも
多く、「一睡も出来なかった!(泣)」なんて方も少なくありません。
石灰が腱板の中にとどまっている場合は痛みは少ないようです。
ところが、腱板の上にある滑液包(かつえきほう)という関節の滑りを
良くする袋に石灰が及ぶと「激痛」が起こります。

<治療>
ステロイドの注射が効果があります。比較的早期に治りますのでご心配なく。
(注)石灰に直接注射すると腱板(けんばん)の圧があがるためか、数時間後に
激痛を起すことがあります。
注射の効果がなく、手術が必要になってしまうのは稀です。

<リハビリ>
リハビリは腱板(けんばん)の機能訓練が効果的です。
もう、何度も紹介しましたよね(笑)

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◆さて、今週で神秘の肩の森のガイドも終了です。
いかがでしたか?
さて、来週は肩の森を抜けて「上腕の尾根:神経」を滑り降りていきましょう!
えっ!? ハネムーン麻痺? 新婚の二人に一体何が? 

チョッとしたラブシーンも登場しますよ(笑)← ただ今、主人公考え中です。
次回あきらかに。
お・た・の・し・みに!

—————– <注意、免責事項について> ———————
■医療相談は行っていません。治療中の方は主治医の方にご相談下さい。
■記載内容を利用して生じた結果については、当方では責任は取れません。

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