ランナーのためのランニング障害SOS

まつだ整形外科クリニック

五十肩の治療実態

■新年の挨拶
読者のみなさま。明けましておめでとうございます。
(新年の挨拶メールありがとうございました!)
昨年はみなさまの温かい支援により、多くの方々に読んでいただく事が
出来ました。感謝の気持ちでいっぱいです(嬉涙)。
しかし、いつまでも現状に満足していてはダメですよね。

まだまだ、私の知って欲しい事、伝えたい事が残っています。これは膨大
な量なのです。そしてこれらの内容は必ずみなさまに「幸せを運びます!」
なぜ? そこまで言い切れるの?
それは、このメルマガを通して「正しい知識」が伝わり、その結果
「正しい治療」が受けられるようになるからです。

現在、マス・メディアでは医療情報が氾濫しています。その結果とても
容易に情報を得る事が出来ます。しかし、問題なのはその中身です。
全ての内容が正しい訳ではありません。でも、膨大な情報からそれを見
極めることは殆ど不可能ですよね。

「誤った知識・治療はあなたを、あなたの大切な人を苦しめます。」
(そんな方をたくさん見ています… 悲しいことです。)
今年は、より多くの方に「役に立つ情報」を伝えて、その結果多くの
方が幸せになれるように努力していきますね。
今年の目標を編集後記で書きましたので、是非ご覧下さいね。
そして、今年は少しずつ自分をさらけ出していきます!(照)。
自分を(整形外科医フー)を知って頂かないと、信頼関係は生まれない
と思っていますので。

何だか、新年の「決意表明」みたいになってしまいました(苦笑)
では、新年第1号のスタートです。さあ、楽しみながらいきましょうね。
(2005/1/3)

◆五十肩の治療の基本は?  
治療の基本は何と言っても「リハビリ」になります。
ですから、みなさんが医療機関を受診される場合。整形外科医はもちろん
ですが、「リハビリ」が可能な、つまり「理学療法士」がいる医療機関を
受診することをお薦めします。

◆五十肩の治療のポイント
リハビリで最も大切な事。それは五十肩の時期・状態に応じた適切な対処
法を行う事です。
つまり、肩の痛みの程度。肩の関節の動きの具合によって対処が変わると
いうことです。
でも、これがとても難しいのですね。
では、具体的にはどうしたらよいのでしょうか?

◆時期・状態による対処法
□特に痛みの強い時期(初期に多い)
→まず肩の痛みを和らげることから始めます。
 
一番楽な状態。痛みの少ない位置・姿勢を見つけることから始めます。
(これは人によって姿勢が違います。見つけることが大切です)
と同時に「肩関節への注射」や「内服薬や坐薬」で痛みを和らげます。

□frozen shoulder(フローズン ショルダー)
痛みは良くなったが、動きが悪い、動かない時期があります。これを
frozen shoulderといいます。日本語では「凍結肩」と呼びます。
読んで字の如し。凍ってしまって動かない意味なんです。
当然、この状態では「解凍(かいとう)」つまり凍った肩を溶かさなくては
なりません。
ですからこの時期は温めるホットパックなどの「温熱療法」が基本になって
きます。
温泉やお風呂もいいでしょう。
そして、ここでもリハビリが重要です。
筋肉が緊張しているときにはマッサージやストレッチを行います。
また、肩の機能訓練も行います。ここで大切なのは「肩の訓練だけではなく
全身の運動も必要」な事です。
肩の動きが悪いと、それを補うために(かばうために)他の関節・筋肉にも
負担が生じてくるからです。

さて、今週はここまで。
神秘の森。五十肩がわかってきたでしょうか?
次週は「具体的なリハビリ治療」についてガイドしていきますね。
よく本やサイトで紹介されている「アイロンを使った振り子運動」
これは本当に効果があるのでしょうか?
正しいのでしょうか?
来週明らかになりますよ。
お・た・の・し・み に!

★注意、免責事項について
■医療相談は行っていません。治療中の方は主治医の方にご相談下さい。
■記載内容を利用して生じた結果については、当方では責任は取れません。

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