埼玉県熊谷市の整形外科医 松田 芳和 が複雑な体の仕組みや動きを分かりやすく解説いたします。
少しでも痛みの緩和や病気の予防につながれば幸いです。
腰痛やランニング障害、人工関節に関する無料小冊子もご用意していますのでぜひご活用ください。 
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腰痛の秘境

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2007年3月19日




腰痛の秘境 2004/9/27
◆ 【「腰痛の秘境」をガイドする♪】
 ◆ 【「1日3分!知恵のなる木:Q&A」のお知らせ】
 ◆ 【老化は病気?:アンチ・エイジング・メディシン】
 ◆ 【編集後記】
 
  本編
       
 □■Dr.フー「腰痛の秘境」をガイドする♪
 
 ◆~第1章~ 「椎間板のスポンジ現象?」
  椎間板の水分含有量は、年齢とともに減少する事は先週ガイドしましたね。
 年を重ねるにつれて、椎間板のクッションとしての機能は低下します。
 悲しい事です….。
  では、椎間板はどうやって栄養を得ているのでしょうか?
  実は、椎間板への栄養は、椎間板周囲の毛細血管網から終板や繊維輪を経由
 して供給されるんです。
  そして、ここで大事なのが椎間板にかかる「圧力」なんです。
  日常生活の中で、椎間板に圧力がかかると、内圧が高まって老廃物を含む
 組織液は絞り出されるように外に出て行きます。
  これは、浸透圧が等しくなるまで続き、圧迫する力がなくなると、周囲から
 酸素や栄養分を含む組織液を得る事が出来るんです。
  そう。まさにスポンジのような現象ですね。
 ◆~第2章~ 「椎間板の弱点に迫る」
  ★動かないとダメ!
   立ちっぱなし、座りっぱなし、寝たきり。つまり長時間の同一姿勢は
  よくありません。なぜなら、椎間板にかかる圧が一定になってしまい、
  圧力の変化によって起こる椎間板内の水分の移動が阻害されて
  しまうからです。当然、代謝は減ってしまい椎間板のクッション機能は
  低下してしまうんですね。
  やはり動かないとダメなんですね。
  ★「ねじれ」に弱し!
   少々、専門的になりますが、椎間板にねじれの力をかけると繊維輪に
  ひび割れが起こるとされています。
   そして、変性(傷んでしまった)した椎間板は正常の椎間板よりも
  ねじれに対する抵抗力が弱いと報告されています。
   日常生活の中では、「腰を曲げる」⇔「腰をねじる」といった動作が 
  椎間板の弱点なんです。
   
  ◆~第3章~ 「腰痛はどうして起こるのか?」~★そのメカニズムは?
   核心に迫る前に「腰の神経」をおさえておきましょうね。
  ★「脊髄」はトンネルの中を走っている?
   背骨のほぼ中央に前方は「椎体」、後方は「椎弓」と呼ばれる骨に囲まれた
  「トンネル」があります。この「トンネル」の中を脊髄が走っているんです。
   当然、外力から保護されるために「トンネル」の中を走っているんですね。
   このトンネルの事を「脊柱管」(せきちゅうかん)といいます。
  ★「脊髄」とは?
  「脊髄」は脳から続いている中枢神経です。これは、手足を動かしたり、
  その知覚を司ったり、姿勢を制御したりする神経細胞とその突起で構成
  されているんです。
  ★「馬のシッポ」???
   実は脊柱管というトンネル内を走っている「脊髄」は途中で終わって
  いるんです。
  「えっ!」と思われるかもしれません。が、本当なんです。
   脊髄はみぞおちのあたり(第12胸椎か第1腰椎)の高さで円錐の形をして
  終わっています。
   それから先が「そうめん」のように枝分かれをして縦に走っていきます。
  この形が「馬のシッポ」に似ているので「馬尾(ばび)神経」と呼ばれて
  います。
  ★「末梢神経」とは?
   さて、脊髄は「中枢神経」(ちゅうすうしんけい)でしたね。それに対して
  脊髄は椎間孔(ついかんこう)という骨の窓から外に出るんです。
  これは「末梢神経」(まっしょうしんけい)と呼ばれています。
  「末梢神経」は運動を司る「運動神経」と知覚を司る「知覚神経」で
  成り立っています。「運動神経」は目的の筋肉に入って脳からの命令を
  伝えています。「知覚神経」は皮膚・関節などの痛み・感覚などを
  脳へと伝えているんですね。
  さて、いよいよ腰痛のメカニズムです。が、すっかり日も暮れてしまい
  ました。腰痛の秘境をガイドするには時間が足りないようです。
  次回は日の出とともに出発しましょう。
  さて、今後のガイドのコースをお知らせしますね。
  腰痛のメカニズムをガイドした後は、「素朴なギモン」で質問のあった
  Q&Aシリーズをガイドします。
  たとえば….
Q1.腰痛は遺伝する?
  Q2.妊娠は腰痛と関係するの?
  Q3.タバコを吸うと腰痛になりやすいって本当?
  Q4.腰にわるい職業を教えて!
                       などなど。
             
           お・た・の・し・み・に!….. ♪
 【「1日3分!知恵のなる木:Q&A」のお知らせ】
 「お・し・ら・せ!」
  
◆ 「整形外科・スポーツ・リハビリ」に関連する医者には聞けない
   「素朴な疑問・質問」を受け付けています。
   たとえば…
1)どうして水がたまるの?
   2)水を抜くとくせになる?
   3)椎間板ヘルニアは遺伝するの?
                         ….などなど
そこには意外な「ウソと常識」がありそうです。
   たくさんのメールありがとうございます。
   これからもドシドシメール下さいね。
   
  「1日3分!知恵のなる木:Q&A」の配信に向けて準備中です。
 【「健康な老後を!」アンチ・エイジング】
  「老化」・「加齢」は誰にも止めることが出来ません。よね?
  でも、最近は加齢には個人差があり、調整できるという認識が広まって
  きているのです。
  「アンチ・エイジング」とは何でしょうか?
  1990年代の初めにアメリカで始まった「抗加齢医学」のことです。
  正式には「Anti-Aging Medicne」。老化を病気の一種として捉え、
  その原因を探れば治療が可能となるという考え方なんです。
  さて、「アンチ・エイジング」には8つのポイントがあるそうです。
  1.「食事」:バランスのいい規則正しい食事。
  2.「睡眠」:ぐっすり眠れる環境つくり。
  3.「運動」:1日1回は良い汗ながしましょう!
  4.「水分」:1日2リットル以上の水分摂取を!(無駄なお酒はダメです)
 5.「呼吸」:腹式呼吸がおすすめです。
  6.「サプリメント」:必要な栄養素の補給を!
  7.「検査」:体のパーツ別に最適な数字まで平均化させましょう。
  8.「治療」:パーツ別に治療を。心と体を30代へ。
  さて、みなさまはいかがですか?
  一緒に「健康な老後」を目指しましょうね!
  …. ♪
★注意、免責事項について
 ■□医療相談は行っていません。治療中に方は主治医の方にご相談下さい。
 ■□記載内容を利用して生じた結果については、当方では責任は取れません。


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